格安

ProviderService というホスティングプロバイダー

先日、さくらインターネットが、「さくらの専用サーバー」を発表しましたが、国内のレンタルサーバー業界においても海外同様の価格破壊がこれから始まるのでしょうか。これで初期費用がなければ、本当に衝撃的なのですが、さすがにそこまで消費側に都合よくいかないようです。それでも、対抗プランを出せなければ顧客の流出が必至の同業者は茫然自失ってところじゃないでしょうか。価格もさることながら、顧客自身がリモートからクラウドと連携したネットワークを構成・管理することができるって、周到に準備してないと対抗しようがないですからね。 さて、さくらインターネットの専用サーバーについては実際にサービスが始まれば山ほどレビューが出てくるでしょうからそれを待つとして、海外ではどうかを見てみましょう。いえ、クラウドとの連携とかVLAN組み放題とか最短納品10分とか、そんなサービスはありませんよ? そこはさすがにさくらが世界に誇っていい点だと思います。じゃあせめてということで、似たような構成のサーバーが他の国では一体いくらくらいになるのか、どこまで安いサービスがあるのか、ちょっと調べてみました。 「さくらの専用サーバー」の最小構成が、HP DL200 Xeon 2.4GHz (4コア)、メモリ 16GB、ディスク 2×1TB HDD ですが、このスペックだと専鯖最安国(?)のアメリカ、ドイツ、オランダといえど、普通に、$200くらいします。なので余計にさくらの本気というややる気の凄さがわかるんですが、それはさておき。クーポンやバーゲンなどで例外的に安いものや、運営基盤が不明な業者(会社なのか個人なのかとか、どこにあるのかがわからない怪しい業者)を除いていくと、やっぱり$100くらいが底値なのかと思っていたのですが、そこを突き抜けて、ほぼ最安値と言えるプロバイダをひとつ見つけました。それがタイトルの、ProviderService です。 なんか、いかにも取ってつけたような名前ですが、ちゃんと運営されている業者さんです。AMD Athlon II X4 605e (4コア)、メモリ 16GB、ディスク 2×1TB HDD で、CPUがちょい見劣りしますが、この構成で、月53.78ユーロ、約5725円(2/23現在)です。しかも初期費用なし。安すぎです。ドイツにあるのがとても惜しい。そうです。ドイツの会社なんです。日本からだと、TTLが、260ms以上あるんです。国内向けのウェブサイトなんかまず置けないですね。いや、置いてもいいんですが、普通に重くなりますよ? しかし借りなければ実態はわかりません。ということで借りてみました。さすがにこの価格では、リモートコンソールの類いはついてきませんが、マシンのリブート、OS の再インストール、レスキューモードでの再起動、IP アドレスの逆引き設定などができるコントロールパネルがあります。ログインすると、こんな感じ。 画面表示はまあ必要最小限を強調したようなそっけないものなんですが、機能は足りてます。^^; リブート関係は、通常のブートシーケンスの設定、レスキューモードでのリブート、OS 再インストールが選択可能です。レスキューモードというのは、PCで言うと、OSのインストールメディアから起動して回復コンソールを起ち上げるって感じですね。Mac とか Linux だと、シングルユーザーモードが該当します。やれることもリモートだというだけで、シングルユーザーモードそのまんまですが。しかしこれがあるおかげで、リモートコンソールが使用できない問題をある程度回避できます。ネットワーク設定をミスって外部からアクセスできなくなっても、まだ何とかする手段が確保されているこということですので。あの価格で KVM をつけられるはずもないので、この点はかなりポイントが高いと思います。 リモートから OS の再インストールができると言っても選択肢は多くありません。CentOS と、Debian あと、Ubuntu です。個人的には、Debian が入れられれば良かったので、全く問題なかったのですが、