三月下旬に注文した Mac Studio が六月上旬に届き、それから四ヶ月ばかり使用している。注文したのは以下の通り。

  • M1 Ultra (48 Core GPU)
  • 128GB メモリ
  • 2TB SSD

四年ぶりに Mac を更新したので、64 Core GPU のモデルも当初考えたのだが、そもそも 3D ゲームなんかしないし、メインはプログラム開発なので、48 Core で充分だなという結論になった。+10 万払う価値なしとしたわけだ。この読みは当たった。実際、GPU ゴリゴリのゲームやアプリは動画編集を除いてほとんど使わないし、私の使い方だとその動画編集も GPU をアップグレードする必要がないものだった。

後に、64 Core GPU の性能が期待したほどではない、むしろ 48 Core GPU で充分という記事をみかけるにつれて、余分な支払いをしないでよかったと思ってる。そこまで過激な Apple 信者じゃないのです、私。

いや待て、そもそも M1 Ultra の必要があったのか、という話ですが、はっきりいってない。CPU の性能的には M1 Max でも構わなかったと思う。でもですね、開発時は色んなツールをこれでもかと開くし、当然ブラウザもタブ開きまくりなわけですよ。そのためメモリが足りてないなあとずっと思ってたので、どうしても 128GB のモデルが欲しかったんです。なんなら 256GB モデルがあればそれを買ったくらい。

でも残念ながら 128GB メモリを積めるのが、M1 Ultra だけだったのです。そのため、CPU は常に遊んでます。完全にオーバースペック。でもまあその分長く使えるといいな、と思ってます。なんせ、値上げ前の価格でもトラックパッドなどの付属品つけたり、Apple Care+ 加入したりで、60 万ほどかかってますから、下手なゲーミング PC より高いんです。元を取らないとね。

で、普通こういう記事出すとお決まりのベンチマークなんかする人が多いと思うのですが、もう巷に溢れているのでうちではカット。 ただ気になる点も。 というのも、これの前は、Mac mini (late 2018) 64GB メモリモデルを使ってたんですが、その時の平常時メモリ使用率はだいたい 50% くらい (iStat Menus 調べ)。つまり 32GB ほどメモリを使用している感じだったんですが、同じアプリ構成で Mac Studio ではどうかというとやはりだいたい 50% くらい (iStat Menus 調べ)。ソフトウェア開発に集中している時以外はメモリプレッシャーが 10% を越えることは滅多にないので、気にすることはないと思うのですが、なんで 64 GB も使うのよ。macOS のメモリ管理どうなってるの?と思わないこともない。これがキャッシュとかなら安心するんだけど、Lunix と違って使用されているメモリがキャッシュがどれだけでとか、内蔵 GPU の VRAM にどれだけ取られてるとか表示できないんですよね。だから不安に思う。

まあ、気になる点はそこくらいで、毎日快適に使わせていただいております。とはいえ安心はできないんですよね。Mac mini だって使い始めて一年ほどで電源 (もしくはマザーボード) が突然死したし。当然無償交換だったんだけど、ハードとしてはこなれていた Intel 機でもそうだったんだから、実質高スペック機初物といえる Mac Studio だけにどんな不具合がいつ襲ってくるか分からない恐怖があります。

とはいえ、総体としては満足しているので、Apple さんには引き続き頑張ってほしいですね。M3 Ultra あたりでまた画期的な進化をなしとげてほしいものです。

Mac Pro? プロ用機材には、Quadro とか Radeon Pro とかのディスクリート GPU が必須なんですが、いくら私の使い方では満足とはいえ、SoC 内蔵の GPU の限界を今回見たと思ってますので、Mac Studio と同じ路線で出せるはずもなく、噂すら消えてしまったなき Lifuka のようなディスクリート GPU を積まないと出せないんじゃないかなと思ってます。そんな簡単に SoC 仕様から切り出して作れるなら、nVidia も AMD も苦労しないわけで、いっそのこと、PCIe 5.0 を実装してそっちの製品が使えるようにする方が速いんじゃないかと思います。

Mac Pro がまともな仕様で出せるかどうかで今後の Apple の技術の進化が占えるなと思ってます。今更ゴミ箱Pro は出せないだろうし。案外進退窮まっているのかな?